ESGフレームワークについてさらに詳しく知りたいですか?
ESGのリスクと機会の分析がどのようにキャピタルの投資アプローチに組み込まれているかは、こちらをご覧ください。
ESG部門グローバル・ヘッドを務めるジェシカ・グラウンドが、3つの要素で構成されるESG分析プロセス(インベストメント・フレームワーク、モニタリング・プロセス、エンゲージメントおよび議決権行使)がどのようにキャピタル・システムに組み込まれているかについて、ご説明します。
キャピタルでは50以上のデータソースを活用し、25以上のセクター別フレームワークを構築しています。このフレームワークには、ESG課題に関する当社の考え方が凝縮されています。
ESGのリスクと機会の分析がどのようにキャピタルの投資アプローチに組み込まれているかは、こちらをご覧ください。
ボトムアップによるファンダメンタルズ調査を補完するため、キャピタルのモニタリング・プロセスでは、第三者機関のデータを用い、リスクのある投資対象を浮き彫りにします。特定された投資対象には、評価のため更に深い調査を実施します。
企業の経営陣と長期にわたる関係を構築していくことは、ESGの重要課題、およびリスクと機会の管理についての有意義な対話を行うことを可能とします。
スチュワードシップ、エンゲージメント、議決権行使の事例をご覧ください。
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*社債の保有銘柄については、データプロバイダー2社(MSCIとInstitutional Shareholder Services Inc. (ISS))と5種類の異なる指標を使用して保有銘柄を監視してフラグを立てます。これらの指標を用いて、同業他社と比べて大幅に低いESG実績や、国連グローバル・コンパクト(UNGC)および経済協力開発機構(OECD)のガイドラインが示す国際基準の潜在的な違反を把握します。ソブリン債の保有銘柄については、当社独自の各発行体に対するESGスコアは、3つのデータソース(ノートルダム大学グローバル適応イニシアチブの気候脆弱性指数、国連の人間開発指数、世界銀行の世界ガバナンス指標)の生スコアの加重平均です。ソブリン債の保有銘柄に採用する当社の手法はこれまで、最もウェイトが高かったのがガバナンス指標です。ガバナンス指標は、国家による金融債務の履行能力に関する重要なシグナルになりえます。当社の地方債のモニタリング・プロセスは、物理的な気候リスクを重視しており、キャピタル・グループ内の特定の米国籍投資信託の資産全体の0.25%を超える特定のセクター(たばこ、社債、ガスならびにエスクロー勘定の債券を除く)の債務者に適用されます。当社は、インターコンチネンタル取引所(ICE)の第三者気候リスク・スコアを使用して、物理的な気候ハザードから生じる潜在的な財務リスクについて、特定の大量保有する地方債銘柄を監視し、フラグを立てます。物理的気候リスク・スコアが当社の基準を超える債務者は、アナリストによる追加レビューのためにエスカレーションされます。
キャピタル・グループは3つの投資グループを通してエクイティ資産を運用します。運用と議決権行使は、その3グループが独立して行います。債券投資のプロフェッショナルは、キャピタル全体で債券の調査と投資運用を行っていますが、エクイティの特徴を持つ証券については、3つのエクイティ投資グループのいずれかを代表して活動しています。